2024/07/08
2023/09/26 (更新日: 2023/11/06)
【初心者でも簡単!】WordPressでURLを変更する方法まとめ
WordPressでURLを変更する方法をまとめました。
- 【サブディレクトリのWordPressをドメイン直下に】
[例]http://ex.com/wp → http://ex.com/ - 【サブディレクトリのファイル名を変更する】
[例]http://ex.com/wp → http://ex.com/newdirectory - WordPressをサブディレクトリに格納するメリット・注意点
運用における利点、注意点なども補足します。
※環境やプラグインによっては上手くいかないことも有り得るので必ずバックアップを取ってから作業してください。
サブディレクトリのWordPressをドメイン直下に
01
サイトアドレスを変更
【WordPress管理画面】
設定 → 一般設定にある「サイトアドレス(URL)」という項目からサブディレクトリを削除。
[例]http://ex.com/wp → http://ex.com/
※画面下部までスクロールし保存するのを忘れずに
※WordPressアドレス(URL)を変更すると管理画面に入れなくなるので注意
02
index.phpを編集
FTPソフトやレンタルサーバーのファイル管理などから、WordPressがインストールされているフォルダ内のindex.phpをダウンロード。
通常、public_html内に格納されています。今回の例ではpublic_html内の「wp」というフォルダ内のindex.phpをダウンロードします。
ダウンロードしたファイルをテキストエディターで開き、/wp-blog-header.phpの前にサブディレクトリのフォルダ名を追加。
- 編集前:require __DIR__ . ‘/wp-blog-header.php’;
- 編集後:require __DIR__ . ‘/wp/wp-blog-header.php’;
03
ドメイン直下にindex.phpを格納
先ほど編集したindex.phpをドメイン直下(public_html直下)に格納。以上で設定完了です
。
念のため、WordPress管理画面 → 設定 → パーマリンクを開き、そのまま何も変えず画面下部の「変更を保存」を押します。こうすることで.htaccess(WordPressの構造設定ファイル)のURLが適切に書き換えられます。
- 【結果】
- 公開URL:http://ex.com/
- 管理画面ログインURL:http://ex.com/wp/wp-login.php
お疲れ様でした。やってみれば案外簡単だったのではないでしょうか?
サブディレクトリの活用はメリットこそあれデメリットはほとんどないので、webサイトを運営していく上ではほぼ必須の設定と考えられます。
サブディレクトリのファイル名を変更する
01
アドレスを変更
【WordPress管理画面】
設定 → 一般設定にある「サイトアドレス(URL)」という項目のサブディレクトリ名を変更。
[例]http://ex.com/wp → http://ex.com/newdirectory
画面下部までスクロールし保存します。
保存すると管理画面にアクセスすることができなくなり、Not Foundページが表示されますが正常な挙動です。焦らず次の手順へ進みます。
02
サブディレクトリフォルダ名を変更
FTPソフトやレンタルサーバーのファイル管理などから、WordPressがインストールされているフォルダ名を希望のフォルダ名に変更します。
03
ディレクトリ名の変更を確認する。
以上の手順で設定は完了です。お疲れ様でした。
wordpress管理画面に正常にアクセスできるか確認します。
念のため、WordPress管理画面 → 設定 → パーマリンクを開き、そのまま何も変えず画面下部の「変更を保存」を押します。こうすることで.htaccess(WordPressの構造設定ファイル)のURLが適切に書き換えられます。
また、aタグなどに直接http://ex.com/wp/〇〇など、絶対パスでURLを指定していた場合は/wp/の部分を書き換える必要がありますので注意してください。
- 【結果】
- 公開URL:http://ex.com/wp/newdirectry
- 管理画面ログインURL:http://ex.com/wp/newdirectry
WordPressをサブディレクトリに格納するメリット
セキュリティ対策
WordPressへの攻撃の多くはルートディレクトリ(ドメイン直下)に対して行われているため、サブディレクトリに本体を入れておけば攻撃の対象になりにくいです。
また、サブディレクトリ名を「website」「wordpress」などのわかりやすいものを避けることでもセキュリティ強度が上がるため、ファイル名にも気を使うことをオススメします。
複数サイトを運営できる
例としてブログであれば、サブジャンルの記事が増えてきた場合、兄弟サイトとしてサブディレクトリでサブジャンルを取り扱うサイトを運営することができます。
ルートディレクトリのSEO評価を引継ぎげるので、ドメイン取得の費用を抑えながらWEBサイトを拡張していく方法として適しています。
注意点
SEOに悪影響が出ることがある
ドメインに全く関係のないジャンルをサブディレクトリで複数立ち上げた場合、ドメインの独自性が失われSEO評価が下がることがあります。
そういった場合は新たにドメインを取得するか、サブドメインとして運用していく必要があります。
まとめ
WordPressのURL変更は難しいところもありますが、仕組みされ理解してしまえば数分の作業で済みます。
ここで紹介した方法以外にもプラグインを使用するなど、色々な方法がありますが基本の変更方法を知っておくと役に立つかと思います。※サーバーや使用テーマなどによっては動作しないものもあるのでご注意ください。
仮にエラーが出てしまっても、対処する方法は必ずあるので焦らず調べれば大丈夫です。重要な情報を編集する際はバックアップだけは取るようにすると安心です。